~今里純 知られざる戦後日米野球交流の物語~
戦後の日米野球界を結びつけた伝説の人物
今里純の評伝を米国現地取材を経て出版したい。
tamaki niime は
niime百科の書き人である越川誠司さんと
本の著者、竹本武志さんの
プロジェクトを応援します。
出版社ヘソノオ・パブリッシングについて 出版社ヘソノオ・パブリッシングについて
越川誠司さんは、
「日本のへそ」兵庫県西脇市と多可町を拠点に活動する
ひとり出版社「ヘソノオ・パブリッシング」の代表です。
出版社設立から2年、昨夏に初の書籍を刊行し、
現在は第二弾『ベースボールと野球を繋いだ男
~今里純 知られざる戦後日米野球交流の物語~』
を制作中です。
本の主人公、今里純について 本の主人公、今里純について
終戦まもない頃、
兵庫県の小さな田舎町・西脇で、
夜ごと進駐軍向けの
短波ラジオの大リーグ中継に耳を澄まし、
固唾を呑んで試合のスコアを記していた
ひとりの歯科医師がいました。
ゲームの詳細について
各球団にエアメールでの問い合わせを繰り返すうちに、
その名は大リーグ関係者の間に広まって行きました。
彼らから“世界一のベースボール・ファン”
“ドクター・イマザト”と愛され、
戦後の日米野球界に橋を架けた男、今里純。
1月21日にイチロー氏の米野球殿堂入りが
発表されました。
殿堂入り式典は7月27日に現地、
クーパーズタウンで行われます。
日本人プレーヤーとして、
アジア人プレーヤーとしての同殿堂入りは
史上初となる、正に偉大な快挙です。
プレーヤーではありませんが、
映えあるクーパーズタウンの野球殿堂博物館館内に
その功績が讃えられ資料が飾られた日本人がいます。
今里純は、丹念に彼が記したスコアブックが
“Dr. Jun Imazato Collection”として
同博物館に大切に保管され、
かつて展示もされていた時期がある程の人物なのです。
著者、竹本武志さんからのメッセージ 著者、竹本武志さんからのメッセージ
本著は戦後の野球界において、
大リーグと日本野球を結びつけた
兵庫県西脇市の歯科医・今里純の物語です。
日本プロ野球コミッショナー事務局の顧問待遇、
阪神タイガース顧問としても活躍した彼は、
大リーグ関係者から「世界一の米国野球ファン」と
称されました。
彼は“日本野球の礎を築いた(吉田義男氏談)”
功労者だと評価されています。
現在、ニューヨーク州クーパーズタウンにある
米野球殿堂博物館には
貴重な「今里資料」が保存されています。
本著によって今里純の実像が
初めて多くの人々の目に触れることは、
今後の日米球界の発展につながり、
日本プロ野球の歴史に
新たな一ページを加えることになる。
私はそう確信しています。
クーパーズタウンを訪れ、現地取材を経て
この歴史的な評伝を完成させるために、
みなさまの温かいご支援を心よりお願いいたします。

《書籍概要》
ベースボールと野球を繋いだ男
~今里純 知られざる戦後日米野球交流の物語~
著者:竹本武志
発行:ヘソノオ・パブリッシング
仕様:四六判/カラー、モノクロ
270 ページ程度想定 発行
時期:8月上旬予定(全国発売)